外壁工事について
外壁面からの漏水の原因には、外壁そのものに問題がある場合と、
取り付けた部品との接合不良によるものがあります。
原因をつきとめ、正しい補修を行うことが大切です。
外壁の主な種類
シーリングの重要性
サイディングとシーリングの関係
外壁サイディングの特徴といえば、ボードとボードの境目にある継ぎ目です。これを「目地」といいます。また窓などのサッシまわりには、シーリングという、ゴム状のものが埋め込まれています。 シーリングは一度してしまえば永久的に機能するという物ではありません。寿命があります。環境によっても異なりますが、一般的には6年から10年で劣化が進むといわれています。放っておくと建物内部に水がしみ込み、そこから建物本体の劣化が加速し、建物の寿命を著しく損なう結果になります。 10年が1つの目安ですので、打ち換えをお薦めします。
シーリングは適材適所
シーリング材(コーキング)にはたくさんの種類と、それぞれに合った使用個所があります。 材料の種類としては、シリコン系、ウレタン系、シリコン系、ポリサルファイド系の4種類があり、それぞれ1成分形と2成分形があります。 1成分形とは空気中の水分と反応して表面から硬化する湿気硬化型の材料を指します。 2成分形とは基剤(主剤)に対して硬化剤を混合させ反応させることによって硬化するタイプのシーリング材のことです。 シーリング工事で、もっとも重要な事は、適材適所に使用するという事です。